ブログ|大城工業株式会社

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大城工業のよもやま話~第5回~

皆さんこんにちは!

 

沖縄県うるま市を拠点に、消防設備工事や空調配管工事を行っている

大城工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

【第5回】工場から現場へ!プレハブ工法で叶える“高効率施工”のススメ

 

 

今回は、弊社が現場作業でとくに力を入れている「プレハブ工法」についてご紹介します。
「現場での効率化」「品質の安定」「安全性向上」――この3つを叶える鍵が、このプレハブ工法にあるのです。


🔧 プレハブ工法とは?

 

プレハブ工法とは、現場で必要となる配管部材やユニットを、あらかじめ工場で製作・加工しておき、現場では組み立てるだけにする施工方法のこと。

たとえば空調設備の配管工事であれば――
・ネジ付きの継手
・溶接済みのパイプセクション
・支持金具付きのモジュールユニット

などを自社工場で加工・仮組み・検品してから現場に搬送します。これにより、現場での作業時間を大幅に削減し、作業効率が飛躍的に向上するのです!


⚙️ なぜプレハブ工法が選ばれるのか?

 

① 工期短縮!

現場作業を「取り付け」に集中できるため、通常の1/2〜2/3程度の工期で完了できるケースも珍しくありません。
特に工程がタイトなオフィスビル・商業施設・病院などでは、大きなメリットになります。

② 品質の安定

工場内での作業は、天候や周囲環境に左右されません。
また、高精度の加工機を用いることで、ネジ山のズレや寸法誤差の心配がなく、仕上がりが美しくなります。

③ 安全性アップ

現場での火気作業(溶接等)が減ることで、火災リスクや作業者の転倒・感電といった事故を未然に防止できます。
作業員の安全確保という観点からも、プレハブ工法は非常に有効です。


🏭 自社工場だからこその“強み”とは?

 

弊社では、うるま市の自社工場にて

  • フレア加工

  • バーリング加工

  • グルービング加工

  • ネジ溶接加工

などをすべて社内完結で対応しています。
使用しているのは、フレアマシンⅢ 200型などの専用機材。高精度かつ高速な加工が可能で、大量ロットでもスピーディーに仕上げることが可能です。


🚛 工場→現場へ。円滑な連携で高品質をお届け!

 

現場の図面と連動しながら、必要な部材を“工場で先回りして準備”。
これにより、現場での「段取り直し」や「再加工」が最小限に抑えられ、無駄なく・スムーズに工事が進行します。


📌 こんな方におすすめ!

 

  • 工期が短い現場で、とにかく早く確実に配管したい

  • 現場での火気作業を極力減らしたい

  • 組立済み部材を購入し、ネジ加工のみ依頼したい

ネジ加工や部材加工だけのご相談も大歓迎です!
製作から施工まで一貫して対応できる当社の強みを、ぜひ現場でご体感ください。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

大城工業株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

沖縄県うるま市を拠点に、消防設備工事や空調配管工事を行っております。

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大城工業のよもやま話~第4回~

皆さんこんにちは!

 

大城工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

見た目も、精度も、妥協なし!「グルービング加工」で魅せる配管設備工事

 


今回のテーマは、仕上がりの美しさと加工精度を求められる現場で大活躍の技術――**「グルービング加工」**についてです!


✂ グルービング加工とは?

 

グルービング加工とは、金属板にV字やU字状の溝をあらかじめ切削しておき、その溝に沿って板を折り曲げる加工方法です。

この加工によって、板金を曲げたときに――

  • シャープな角度で仕上がる(90°以上の立ち上がりが可能)

  • 割れ・しわが出にくく、表面が美しい

  • 薄板でも直角に曲げやすい

などの利点が生まれます。


🏢 配管工事での一般的な市場での具体的活用例

 

① ステンレス製の化粧パネルや配管カバー

飲食店や商業施設では「見せる配管」が求められます。
その際、カバーやボックスの“角”がシャープに立ち上がっていることで、空間の美観が格段にアップ。
一般の曲げ加工では難しいこの仕上がりも、グルービングなら実現可能!

② 分電盤や電気室の制御盤まわり

屋内配管の電気関係では、安全性と同時に限られたスペースに収まることが求められます。
グルービング加工なら、最小限の曲げ半径でしっかり形を出せるので、狭所対応が非常にしやすいのです。

③ 設備保護用の防音・断熱カバー

防音材や断熱材を内包するパネルでは、直線的で気密性の高い仕上がりが必要です。
グルービング加工で密着性の高い形状を作ることで、性能面でも優位になります。


💡 グルービング加工の現場メリット

 

  • 見た目がシャープで美しい

  • 折り曲げ時の割れ・反りを防げる

  • 強度があるまま軽量化も可能

  • 部材点数を減らして、コストダウン

そして何より、「現場で手直しが少ない」!
一発で決まる加工ができることは、施工現場にとって何よりのメリットです。


⚠ 注意点

 

  • 裏面にグルーブ跡が出るため、「両面意匠」の場合はNG

  • 加工には専用機材・Vカッターなどが必要

  • 材質ごとに溝の深さや角度を変える繊細なノウハウが必要

設計段階から「グルービングを使う前提」で構造を考えると、後々の工程もスムーズです。


🧠 まとめ:配管設備工事の“見た目革命”

 

配管まわりは、かつては「隠すもの」でしたが、
今は“見せる工事”として意匠性と精度がセットで求められる時代です。

その中で、グルービング加工は――

  • 現場での対応力

  • 加工精度

  • 見た目の仕上がり

この3つを高レベルで満たす「現代の加工技術」と言えるでしょう!

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大城工業のよもやま話~第3回~

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大城工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

もっとマニアック!?でも超役立つ「バーリング加工」の魅力に迫る!

 


今回ご紹介するのは、少しマニアックに聞こえるかもしれませんが、実は配管設備工事や金属加工の現場で非常に役立っている加工技術――**「バーリング加工」**についてです。

🛠 バーリング加工とは?

 

バーリング加工とは、薄い金属板にあけた下穴の縁を、専用工具で押し広げて筒状の立ち上がり(フランジ)を作る加工方法です。このフランジにタップ加工(ネジ山を切る)をすることで、薄板でもネジがしっかり効くようになります。

通常、1.0mm以下の薄板に直接タップ加工をしても、ネジ山が浅すぎてネジが抜けてしまうリスクがあります。そこで、バーリング加工を施すことでネジのかかり代(有効ネジ山の長さ)を確保でき、しっかりと固定が可能になります。


💡 現場でどう使われる?

 

バーリング加工は、現場のちょっとした工夫から大型設備まで、幅広く使われています。

  • 天井裏の吊りバンド金具の製作
     → 薄いステンレス板にバーリング+タップでボルト固定。強度と軽量化を両立!

  • ボックス型フレームの補助固定
     → 仮設配管用の支持金具や器具取付プレートなど、現場加工でもすぐ使える!

  • 空調機器まわりのブラケットプレート製作
     → 市販のナット類ではスペースが取れないときに、バーリング加工が活躍!

 

特に屋外設備や高所作業など、ボルト固定の強度と軽量化が両立できるため、施工効率と安全性の両面でメリットがあります。


✅ バーリング加工のメリット

 

  • 軽量化:ナット溶接や補強部品が不要になるため、構造をシンプルにできる。

  • 高強度化:ネジのかかり代が増えることで、耐振動性・耐久性が向上。

  • 加工性の良さ:薄板へのタップ加工がスムーズで、現場対応にも向いている。

  • 工程短縮・コスト削減:ナット溶接や部品取り付けの工数を削減。


⚠ バーリング加工の注意点

 

ただし、注意すべき点もあります。

  • 材質によっては割れやすい(特に硬質ステンレスやアルミ材は事前検証が必要)

  • 加工精度が低いとタップ不良やバリ発生の原因になる

  • 加工後の変形防止には板押え治具や裏当てが必須

 

つまり、誰が加工するか、どの工具・段取りを使うかで、結果が大きく左右される加工なのです。


✨ まとめ:バーリング加工は“薄板固定”の必殺技!

 

見た目はただの小さな筒でも、その裏には精密な加工と強度へのこだわりが詰まっています。
私たちの現場でも、「この場面、バーリングがあって本当に助かった」という経験は何度もあります。

バーリング加工は、“縁の下の名加工”。軽量で強度が必要な配管設備工事には、欠かせない存在なのです!


次回は、配管の“魅せる化”に欠かせない!見た目の美しさと機能性を両立する「グルービング加工」を徹底解説します。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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大城工業のよもやま話~第2回~

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第2回:技術が光る!フレア加工の魅力と活用シーン✨


今回のテーマは、当社が日々の現場でよく活用している加工技術のひとつ、「フレア加工」について詳しくご紹介します!


◆そもそも「フレア加工」とは?

 

フレア加工とは、配管の端部をラッパのように外側に広げる加工のことです。
この広がった部分にナットなどをかませて固定することで、配管同士をしっかりと接続できるようになります。

🧰主に使用されるのは以下のような場面👇

  • エアコンの冷媒配管
    →高圧ガスを通すので、密閉性がとても重要!

  • 空調設備の冷温水配管
    →耐久性を確保しつつ、メンテナンス性も確保

  • 給湯・給水設備の分岐部
    →現場での組立てがスムーズ!


◆フレア加工の魅力とは?

 

フレア加工の最大の特徴は、「しっかりとした密閉性を確保できる」こと。
溶接やネジ接続に比べても、シンプルかつ確実に接続ができる点が評価されています。

また、フレア加工された配管は分解・再組立ても可能なため、メンテナンスや入替えが必要な現場でも大活躍なんです。


◆技術力に注目!

 

弊社では、専用のフレア加工機を導入しており、配管のサイズや材質に応じて最適な加工を実施しています。

そしてなにより重要なのは、「加工の精度」です。

💡例えば…

  • 角度が1度ズレるだけで、ナットがうまく締まらずガス漏れの原因に!

  • 長さがほんの数ミリ違うだけで、施工現場で調整に時間がかかる!

こうしたトラブルを事前に防ぐノウハウと技術力が弊社の強みです。
職人の手による最終チェックも欠かさず、どの製品も「確実に使える状態」でお客様のもとへ届けています。

次回は、もっとマニアック!?でも超役立つ、「バーリング加工」の魅力を深掘りします!


どうぞお楽しみに!

 

 

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大城工業のよもやま話

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第1回:配管設備工事って何?弊社のこだわりをご紹介!


このブログでは、私たちの仕事の魅力や現場でのこだわりを、シリーズ形式でじっくりとご紹介していきます!

さて、今回は記念すべき第1回ということで、まずは**「配管設備工事とは何か?」**そして、弊社がどういう姿勢で取り組んでいるのかをお話しさせてください。


◆配管工事ってどんな仕事?

 

「配管」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか?
工場やビルの裏側で、縁の下の力持ちとして働く、少し地味な仕事だと思われがちかもしれません。

ですが、実際には水・空気・ガス・冷媒・蒸気など、あらゆる“流体”を目的の場所に届けるための、非常に重要なライフライン工事なんです。

病院、学校、工場、商業施設、オフィスビル…どんな建物でも、配管がなければ「機能」しません。

私たちの仕事は、そんな建物の生命線を作る仕事ともいえます。


◆製作から施工まで“一貫対応”の強み!

 

【〇〇工業】では、単に「図面どおりに現場で配管をつなぐだけ」ではありません。
なんといっても弊社の一番の特長は、**「製品の製作・加工から現地施工までをすべて自社で行えること」**です!

こんなときに実力を発揮します👇

✅「予定していたスペースに収まらない!」
→その場で再加工し、現場での調整に即対応!

✅「急な仕様変更が発生!」
→自社工場で再製作、数時間後には再搬入!

✅「溶接は不要で分解可能な仕様にしたい…」
→グルービングやフレア加工など代替工法を提案!

お客様にとっては、**「柔軟でスピーディな対応ができる会社」**というのはとても大きな安心材料になります。


◆これからの配管工事の姿とは?

 

省エネルギー化、省スペース化が求められる現代において、配管工事の現場もどんどん進化しています。

そのなかで、当社は「ただ配管をつなぐだけではない」**“提案型の配管設備工事”**を目指しています。

  • 最適な配管ルートのご提案

  • 加工方法の工夫でコスト削減

  • 現場の段取りやメンテナンスを意識した配管設計

こうした「トータル提案力」こそ、私たちが大切にしている価値観なんです😊

次回は、そんな配管工事の技術の中でも、弊社が得意とする加工のひとつである**「フレア加工」**について、じっくりお話しします!


どうぞお楽しみに✨

 

 

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今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。